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個人事業・法人のメリット・デメリット

個人事業・法人のメリット・デメリット

個人事業

【メリット】
●設立が簡単
税務署、県税事務所、市町村に開業届を出すだけ。
●申告が簡単
1~12月までの収支だけで確定申告を行うことができる。

【デメリット】
●社会的信用度
法人と比べると社会的信用度が低いため、銀行の信用度が低くなる(融資を受けにくい)。
●従業員の雇用
人材の雇用を考えている場合、よい人材が集まりにくい。
●税制面
所得税の対象で累進課税のため、利益が少ないうちは税額は少ないが、利益が多くなってくると税金の負担が大きくなる。
また、他の収入(給与や株の売買など)がある場合には、合算して計算するため純粋に事業としての税金だけではない可能性もある。

法人

【メリット】
●社会的信用度
法人は登記が必要で、会社法などの法律に従い運営するため、金融機関や取引先からの信用が高い。そのため融資などを受ける際には有利になる。
●税制面
法人税は累進性が低い。また、ある程度収入が見込める場合には給与などを調整することにより利益を調整できる。
赤字の場合、赤字の繰り越しを10年行うことができる。

【デメリット】
●設立費用がかかる
株式会社の場合、最低でも25万円程度はかかる。
●社会保険の加入義務
代表者1人の会社であっても社会保険に加入しなくてはならない。